東洋学園大学 史料室

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2010年2月1日東京歯科大学 大学史料室訪問

千葉市美浜区にある東京歯科大学の大学史料室を訪問しました。東京歯科大学は歯科医育機関として日本で最も長い歴史を有します。訪問には最伝統校に対する表敬の意味もありますが、本学史料室の設置準備中、『東京歯科大学百年史』を主要参考書としてから同大所蔵資料の見学を考えていました。昨年の日本歯科医史学会学術大会(2009年10月3日記事参照)の会場校が東京歯科大学(水道橋)だったことから、同大上席アーカイビスト森山徳長先生、大会長石井拓男先生(同大千葉病院院長)のご紹介を得ることができました。

高山紀齋、血脇守之助、花澤鼎、奥村鶴吉ら人にまつわる資料、教育史資料、歯科医学史資料、美術品など、大学史資料室としてこれ以上望めないほど収蔵資料は充実しています。

一般にも親しみやすい例として、野口英世資料の存在を紹介します。歯科以外にはあまり知られていませんが、東歯建学者・血脇守之助と野口英世は深い関係で結ばれています。このため野口英世に関する資料を多数所蔵されており、多くはここでしか見られないものです。許可を得て撮影しましたが、ここでは水道橋校舎TDCビル1階ホールに掲げられている絵画を紹介するに留めたいと思います。

バックヤードにも立ち入らせていただき、収蔵スペース、資料保存、人手の問題など、率直に現状を教えていただきました。大学アーカイブズの抱える課題は大小の違いはあっても、本質的に変わらないとの印象を持ち、心強く思いました。ご応接下さった東京歯科大学図書館の北林大学史料室長、高橋図書課長、島田総務係長に篤く御礼申し上げます。

ウェブ上で公開されている東京歯科大学史資料
http://www.tdc.ac.jp/college/introduction/treasury.html

血脇守之助と野口英世について
http://www.tdc.ac.jp/chiwaki/index.html

千葉校舎は水道橋と同様、創立120周年を知らせる大きな垂れ幕が目を引きます。

史料室は図書館の一角にあります。本年度より独立されたそうですが、組織上では図書館の一部門であることから、図書館と密接な関連を持って運営されているようです。組織が大きくなれば独立組織になりますが、大学アーカイブズは法人本部系・図書館系・広報系の三種に大別できるようです。

水道橋TDCビル1階ホールの絵(部分、写真をもとに起こされた油彩)。左より野口英世、高山紀齋胸像、血脇守之助。

2010年2月8日史資料の保存

昨年11月から進めていた本年度の史資料マイクロ・電子媒体化、副本作成が本日、最後になった上製本3冊納品を以って完了しました。担当業者は(株)ニチマイです。

  • 手鏡『孤忠留真帖』(宇田家蔵) 推定1870年
    宇田廉平新政府集議院徴士より明治天皇へ上奏及び奉答の下書。題字は徳富蘇峰正敬。
  • 『槃澗餘香』 東京帝国大学文学部教授 塩谷温・槃澗学寮賛助会編 1932年
    宇田廉平25回忌に宇田尚先生が槃澗書屋を拡充して槃澗学寮(2009年8月8~9日記事)と改めた際、同時に編纂刊行した書籍。
  • 『昭和十年度 卒業記念帖 東洋女子歯科医学専門学校』 1935年
    ヤシマ歯科医院様(2009年8月27日記事)よりの寄贈品。

2010年2月10日『年表 東洋学園史』増刷

残部稀少になり、今後も需要が見込まれることから100部増刷しました。頒布ご希望の方はご連絡下さい。

2010年2月12日(財)偕行社シンポジウム

本学フェニックスホールを会場に財団法人偕行社安全保障問題シンポジウム「日本の防衛をめぐる諸問題」が開催されました。偕行社は旧陸軍将校の相互研鑽・親睦団体として発足し、現在は陸上・航空自衛隊幹部OBも会員としています。学校法人東洋学園理事、大学客員教授・冨澤暉は陸上幕僚監部陸上幕僚長などを歴任し、偕行社安全保障研究会委員長の職にあることから、本学での開催となったものです。

安全保障と大学アーカイブズとは直接関係ありませんが、学園創立者・宇田尚先生及び創立期の東洋学園(財団法人東洋女子歯科医学専門学校)と国軍、ことに陸軍とは深い繋がりがあります。と言うより、旅順要塞二百三高地での一発の砲弾がなければ今日、東洋学園は存在しないと断言しても過言ではありません。

シンポジウム開催にあたり防衛関係者が多数来学されることから、会場校である本学と国軍とのかつての縁を知っていただくことも意義のあることと考え、本学軍関係を特集した小冊子にまとめて配布させていただきました。内容をここで説明するには紙数が足りません。冊子残部が当史料室及び偕行社にありますので、ご興味のある向きはご一読下さい。

財団法人偕行社ホームページ(「日本の防衛をめぐる諸問題」が写真入りで紹介されています。*時期が来れば別記事に差し替わると思います)

http://www.kaikosha.or.jp/index.htm

冊子の表紙には素材としたメインの資料『偕行社特報』第9号日露戦役特集号(1936年)表紙を用いました。本誌扉には「日本将校の外、閲覧を許さざる儀と承知せられたし」とあります。

裏表紙。次の画像で拡大します。

宇田家蔵、北白川宮成久王殿下(左から3人目)と宇田尚先生(左端)。撮影時期、場所とも不明。
1919年に薨去した竹田宮恒久王が存在することから、宇田尚先生が北白川宮成久王の御輔導にあたっていた1907(明治40年)~1910年、遅くとも大正初期の撮影と推定しています。1909年、宇田尚先生はここに写っておられる北白川宮、朝香宮、竹田宮、東久邇宮の宮様方に『大学』と『論語』をご進講申し上げています。

2010年2月18日新リーフレットなど納品

新年度用の史料室リーフレットとポスター2種、及びチラシを制作し、本日までに全て納品されました。基本的に現行デザインを踏襲しつつ、デザイン面でのマイナーチェンジを行った他、リーフレットについては史料室開設以後2年間の蓄積を踏まえ、大学アーカイブズとしてふさわしい内容と体裁へ大幅に変更しました。

新リーフレット表紙。基本的に変わりませんが、配色を濃くし文字の書体と位置を変更しました。

裏表紙。昨年リニューアルした流山分室及び槃澗学寮(栃木県鹿沼市)の紹介に充てています。槃澗学寮は学外非公開です。

見開き。テキスト全体をブラッシュアップし、新たに確認した事項を盛り込みつつ、東洋女子歯科医学専門学校から東洋女子短期大学へ、東洋学園大学へと建学の精神が継承されていること、歯科医専から英語科短大への改組の正当性を主張した内容としました。宇田尚先生の企業家としての面にも具体的に触れ、今日の東洋学園大学が現代経営学部を擁する理由付けともしています。
右1/3は収蔵資料紹介のコーナーとしています。

今井兼次デザインの陶片壁画「フェニックス・モザイク」は年表欄全面に配しました。

2010年2月18日「東洋学園ホームカミングデー」予告

本学では本年5月29日(土)に旧制東洋女子歯科医学専門学校・東洋女子短期大学・東洋学園大学の三学合同ホームカミングデーを企画しています。

これに先立ち、ご住所を把握しており、かつ史料室にまだいらっしゃっていない東洋女歯OG151名にあて、史料室ご案内の形をとってホームカミングデー予告を発送しました(ホームカミングデーについては詳細未定であること、正式なご案内は別途送付予定につき)。

送付した文書を以下に転記いたします。未だ連絡の取れないご健在の東洋女歯OGが多くいらっしゃいます。ご家族様など、当サイトをご覧になられましたら、どうかご本人様にお伝え下さい。よろしくお願い申し上げます。

東洋女子歯科医学専門学校卒業生各位

謹啓 あちこちから梅便りの聞かれるこの頃、東洋女子歯科医学専門学校卒業生の皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、当史料室は歯科医師法第1条第1号(旧法)に基づく文部大臣指定校認可日大正15年11月4日を起源とする学校法人東洋学園(旧財団法人東洋女歯)創立八十周年事業の一環として、平成19年の年史刊行に引き続き翌20年4月に開設いたしました。ご承知のように東洋女歯廃校後は東洋女子短期大学として文系教育機関に転換いたしましたが、この機会に歯科医専時代まで遡った大学史編纂のため、史資料の調査収集を恒常的に行っています。

多くの歯科卒業生のご協力を得て開設した史料室(常設展示)を、より多くの方にお知らせいたしたく本状をお送りさせていただく次第です。

寒さもあと一息です。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

敬具


*3月20日までミニ企画展、入交直重先生ゆかりの東郷平八郎元帥総義歯を展示中です。
4月からは和久本文枝先生ご使用の往診セットと東洋女歯校歌に関する展示を予定しています。

*本学では来る5月29日(土)に東洋女歯・東洋女子短大・東洋学園大学3学合同「東洋学園ホームカミングデー」(校友祭)を企画しています。薫風薫る季節、同窓会・クラス会がわりの場として、お誘い合せの上どうぞご来校下さい。お一人様からでもご参加いただけます。
ホームカミングデーについては追って大学より正式なご案内をお送りいたします。

なお、お問い合わせは下記まで。
東洋学園ホームカミングデー事務局(大学総務課内):03-3811-1696(代表)

2010年2月19日学会

日本歯科医史学会第382例会に出席しました。席上、『スタンダード歯科医学史』改訂版を手がけている執筆者の一人、日本歯科大学の西巻明彦先生より本学の前身・明華女子歯科医学講習所の各種学校、専門学校(旧制)、文部大臣指定校、その結果の東洋女子歯科医学専門学校に至る各認可年についてご質問を受けました。

創立120周年史編纂中の東京歯科大学/大学史料室でも、まったく同じご質問を受けたばかりです。本学の草創期がいかに歴史に埋もれていたかを痛感しています。これは本学の責任であり、発掘は始まったばかりです。大学史調査編纂に対する、学内の引き続きのご理解をお願いする次第です。

http://www.jsdh.org/blog/2010/02/post_2.html

2010年2月25日全国大学史展貸し出し資料返却

1月15日から2月14日までの期間に開催された全国大学史展「日本の大学 ―その設立と社会―」(主催:大学史資料協議会東日本部会/明治大学史資料センター)が終了し、展示用に貸し出ししていた資料2点の返却がありました。

  • 「足踏み式エンジン」(歯牙切削のための歯科医療用器械、明治~大正期)
  • 「明華女子歯科医学専門学校後援会設立趣意書」

上記資料及び全国大学史展については1月15日記事をご参照下さい。

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