東洋学園大学 史料室

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2012年10月10~12日


研究報告(運営事例報告)は2012年の同全国研究会「災害とアーカイヴズ」で発表した「電力使用制限令下の史資料保存 -温湿度管理について」をテキスト化し、その後の経過を若干加えたものです。

2011年度全国研究会

同研究会における報告

本年度は「大学アーカイヴズの社会貢献」をテーマに、以下の内容でした。


10日
総会
記念講演:露口卓也氏(同志社大学同志社社史資料センター所長・文学部教授)
「この5年間の同志社社史資料センターの活動を振り返って」
11日
報告1:折田悦郎氏(九州大学大学文書館)
「大学アーカイヴズと地域貢献 ―九州大学の歴史を通じて―」
報告2:小枝弘和氏(同志社大学同志社社史資料センター)
「福島県と同志社 ―震災復興をめぐって」
報告3:村松玄太氏(明治大学明治大学史資料センター)
「大学アーカイヴズ構築資源の有用性をどうアピールし社会連携するか? ―明治大学史資料センターでの経験を踏まえて―」
パネルディスカッション
12日
講演:筒井紘一氏(茶道資料館副館長) 「新島八重と圓能斎」
10~12日
見学
同志社大学今出川キャンパス建築群、同志社社史資料センター資料室、新島遺品庫、新島旧邸、茶道資料館(裏千家センター)。


参考:全国大学史資料協議会

今出川キャンパスを構成する建築群の一つ、クラーク記念館(重要文化財)。
ハリス理化学館(裏)。このような明治20年代からの建物が多数現存するとともに、新しい建築も全体の調和を配慮した外観で統一されています。
大学史資料は同志社社史資料センター資料室(旧図書館)に、貴重資料は新島遺品庫で保存。遺品庫は古いレンガ庫のまま、内部は最新の知見(IPM…温湿度管理による防虫・防菌対策)に基づく設備を整え、厳重に管理されていました。
新島旧邸(キャンパス外、京都市指定有形文化財)。敷地内に校友会本部があり、一般の見学対応は校友会が行っているようでした(管理は社史資料センター)。来年度NHK大河ドラマの主人公ゆかりの住居のため、見学者の増加に対応して本年9月から予約制として(実質の入場制限)、保存に配慮しています。
台所のたたずまいは槃澗学寮(5日記事参照)を彷彿させます。教育施設以外のプライベートな空間の保存、活用という点で示唆に富みます。
(参考)本学の槃澗学寮表玄関。左手前が台所。新島旧邸に倣えば「宇田旧邸」。原型は1872(明治5)年頃の築、1930(昭和5)年に現在の姿へと改まり、以後変わりなく存在しています。
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