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2012年6月15日

校歌の制定時期は不明でしたが、6月3日のならしの会来学時に校歌の披露は1年の終わり頃だったというOB金子賢義先生(医師)のご証言がありました。
作詞は岡山巌(医師で歌人)、作曲は平井保喜(康三郎)という一流の組み合わせです。
参考:2009年3月25日「作曲家・平井康三郎先生と旧制東洋高等学校」
作詞の岡山厳(1894~1969)は「昭和6年『歌と観照』を創刊し、没年まで主宰。歌論の根底を西田哲学にすえ、当時期における短歌革新の旗手であった。主著に『短歌文学論』を軸とする10数冊の歌論や、『思想と感情』『運命』などの歌集がある」(広島市立図書館ウェブサイト「広島に関わりのある21名の文学者」) 。校長馬渡一得と同じ生年、同じ東京帝国大学医学部卒、東京鉄道病院の同僚、ここまで共通項があれば個人的な友人関係から作詞を依頼したものと考えてよいと思います。
この音源は1990年頃、卒業40周年の記念として校章染め抜きの手拭いとともに、当時ならしの会の幹事をされていた羽石正三先生、田口太郎先生が製作して配布されたようです。ピアノを伴奏にプロと思われる男声独唱が収録されています。
現在、カセットテープをCDに焼き直してデジタル化の作業中です。

旧制東洋高等学校「校歌」楽譜(東洋高等学校文化研究会機関紙『文化』第8号、1949年12月20日刊、表見返しに所収)。2番冒頭「若き生命の」の下、「一」のように読める部分は誤植です。
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