東洋学園大学 史料室

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2012年6月8日

帽章はプレス製32×30㎜、1947年入学時のものです。同じくOBの鑓田幸雄先生の記録によれば、1947(昭和22)年10月3日に入学式、5日まで諸手続き(オリエンテーション)があったので、その間に購入されたものです。金額は20円(制服ボタン35円、襟章35円)。今も金色に輝き、田口先生が卒業後も長く大切に保存されてきたことが伺われます。
意匠は歯科医専とまったく異なる「梅花と葉に“高”」です。校章を類型別に分ければ、一高、五高の「柏葉(軍神マルス)と橄欖(女神アテナ)」に近いデザインですが、梅は一高の倫理学教授だった宇田廉平が明治初年、栃木県上都賀郡永野村に建てた槃澗学寮の梅林がモチーフです。学寮と梅林は現在も健在です。
なお、東洋女子短期大学の初期資料では非公式の校章に梅があしらわれており、この時期、東洋学園を梅で象徴しようと考えていたことが窺われます。
徽章関係の展示は現在、襟章、制服ボタン、カフスボタンを公開中、帽章は後期から公開します。

参考:襟章(ページ下)

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