東洋学園大学 史料室

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2011年2月7日

  • 2011年前期ミニ企画展「東洋女子短期大学の誕生 -第二の創立者 宇田愛とブラックマー・ホーム」関連資料収集のため、区内目白台の社団法人キリスト教同仁社団を訪問。

同社団・同仁美登里幼稚園に赴き、明治期の宣教師C.M.Osbornと本学の宇田愛(1883~1982 東洋学園第3代理事長)及び教会と本学双方に関わる教員、ブラックマー・ホーム(同教会女子寮)など建築物についての写真をお借りしました。

社団法人キリスト教同仁社団・同仁美登里幼稚園については、2009年10月30日記事をご参照下さい。

ブラックマー・ホーム建設以前、施設は音羽の谷を挟んで小日向台町(現、文京区小日向)にありました。宇田愛はその時代から寮生として同地の女子高等師範学校附属高等女学校(現、お茶の水女子大学附属中高 文京区大塚)に通い、目白台の日本女子大学に進んでいます。

明治に宇田愛が歩んだ道を辿ってみます。道の右はお茶の水女子大学、左が小日向側です。
坂を下りきると音羽通り。右折すればすぐ護国寺、左に行くと江戸川橋です。
音羽通りを渡ると三丁目坂が始まります。
坂を上りきれば同仁キリスト教会・美登里幼稚園です(左手の白い鐘楼)。
教会から南下し、目白通りを渡ると講談社野間記念館、永青文庫を経て胸突坂に至ります。胸突坂を下ると神田川、新目白通りです。新目白通りに都バス早稲田停留所があり、通りの向いはリーガロイヤルホテルと早稲田大学。都バス上69系統(上野公園-小滝橋車庫前)で本学に戻れます。
バスに乗って印刷博物館の前を通り、大曲で入交歯科医院を見て、本学安藤坂ドミトリーのある安藤坂を登り、春日通りに入って西富坂を下り、シビックホールを右に見て東富坂(真砂坂)を登り、真砂坂上停留所で下車すれば本学まで徒歩2~3分です。
  • 旧冨士屋制帽店 野本コレクション「文京区内学校の帽章とバッチ」展、会期:7日(月)~10日(木)、会場:文京区役所シビックホール ギャラリーシビックB、開催。

旧冨士屋制帽店については2009年1月14日記事、同年3月7日記事をご参照下さい。元店主野本氏ご夫妻の尽力により、夫妻が長年収集した旧制大学、大学予科、高等学校などの帽章と、文京区に所在する現在の小学校から大学まで、全ての学校の帽章、徽章が公開展示されました。

旧制高等学校に留まらず旧制高等教育機関の、また文京区内というテーマでの校章コレクションはおそらく前例がなく、地道に収集に努め、それを公開されたことは意義の深いことと思います。とり上げていただいた学校の一つとして敬意を表し、御礼申し上げます。

会期中は予想以上に多数の見学者があったということで、朝日新聞も2月9日に報道しています。

本学からは旧制東洋女子歯科医学専門学校、旧制東洋高等学校(理科乙類)、東洋女子短期大学の徽章を提供しました(現行の東洋学園大学は徽章類を作製していません)。

野本コレクション(一部)。下の制帽は冨士屋制帽店で扱っていたもの。東大前の制帽店ならではのコレクションです。
会場。
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