東洋学園大学 史料室

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2012年10月30日


東洋女子歯科医専OG樋口民子先生の創作布絵個展が開催されました。

樋口民子創作布絵展「卒寿を越えて」 亀戸文化センター 10月29日~11月4日

樋口先生は『東洋学園八十年の歩み』(2007年)にご寄稿いただいたのを契機に、その後医院を閉じるにあたり、学生時代のもの、歯科医院でお使いになったもの、同じく歯科医師だった母堂のお使いになったものなどを数次に亘ってご寄贈いただいています。これまでの経緯については2010年6月4日などをご参照下さい。

この度の個展開催にあたり、上記のような資料を再びご寄贈いただきました。

今回で三回目の個展。常に見学者が絶えず、二日目で既に売約済みが幾点も。右端が樋口民子先生。いつものように今回展示の作品をまとめた美しい絵はがきセットをいただきました。
今回のための新作の一つ。このような静謐な静物画から諧謔味の漂う魚の絵まで、主に古代裂を使った布絵です。2010年5月の東洋学園ホームカミングデーでも作品を展示させていただきました。
大正末年に検定試験(歯科医養成学校を経ず独学で受験する制度)で歯科医師になったご母堂が使用された往診用手提げ鞄。現代の歯科における往診は主に高齢者が対象となるようですが、先生のご記憶では子どもが歯を折ったなど、時間外の急患の際、母上が往診に出向いたことがあったとのこと。内部は抽斗になっています。
手提げ鞄の抽斗の中は、戦後から昭和中期頃のものと思われる薬瓶がそのまま残っていました。
髑髏マークの毒薬・劇薬箱。往診用手提げ鞄とともに、母堂が開業にあたり大正末~昭和初期にあつらえたものです。
比較的近年(20~30年前)にご親族の方の前歯ブリッジを手掛けた際の模型(写真は下顎部分)。
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