2012年度4月 月報
2012年4月18日
大阪歴史博物館学芸員(建築史)酒井一光氏講演「日本のタイル建築探訪」(主催:東京都タイル技能士会/於:シビックホール)を聴講。
本年が「タイル」名称統一90周年にあたることから、記念講演として月刊『タイルの本』に「タイル建築探訪」を連載されている酒井一光氏のご講演がありました。
本学に今井兼次先生(1895~1987 建築美術家、早稲田大学理工学部名誉教授)のフェニックス・モザイクが存在することから、これまで幾度も建築史、建築美術、タイル業、タイル(モザイク)美術の視点からとり上げられてきました。その関係でお知らせがあり、本学至近のシビックホール(文京区役所)が会場なので参加することができました。
実地調査に基づく豊富な事例紹介があり、建築におけるタイル装飾の豊かさをあらためて知ることができました。また、それが残っている、ということが何よりも重要であることを認識しました。
参考:フェニックス・モザイク