東洋学園大学 史料室

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2018年6月2・3日


第119回日本医史学会総会・学術大会(於:鹿児島県医師会館)に参加、「大正期女子歯科医学生の諸相」を報告。



参考:

第119回日本医史学会総会・学術大会

2017年第118回大会


2015年度後期より5期連続(1期:半年)で公開した創立期シリーズの終了にあたり、前身校・明華女子(1917,歯科医学講習所→18,歯科医学校→21,歯科医学専門学校)で歯科医学を学んだ大正期の女子学生に関する資料、情報を基に、その家庭状況(出身階層)、学習と免許取得の経過、卒業後のキャリア、係累などについて報告しました。抄録は『日本医史学雑誌』64(2).1570号に掲載されています。

会期中両日に亘り、有益な交流、情報交換の機会を得られました。


明治維新から150年の2018年、鹿児島市を約四半世紀ぶりに訪れました。交通と情報通信の発達により、以前より近く感じます(鹿児島中央駅前)。
会場は中央駅至近の鹿児島県医師会館。ホストの熱意が強く伝わる大会でした。
第一会場。例年通り第二会場でも並行して進行します。
鹿児島県医師会館には鹿児島の医学史を伝えるモニュメントが複数あります。
ホールにあるウィリアム・ウィリスのレリーフ。
現在、元帥海軍大将東郷平八郎のものと伝わる総義歯の比較調査を継続中です。第6回会合を今月末に控え(下記6月27日参照)、会場から甲突川を渡った加治屋町の元帥誕生地を尋ねました。町内は維新の元勲らゆかりの地が密集しています。
市電の北端に近い西郷隆盛の私学校跡。意外にも背後の記念碑は私学校でなく医学校について記されていました。
上記ウィリスが指導した医学校の後身です。
近くにはウィリスと慈恵会医科大学創立者・高木兼寛の像がありました。
鹿児島が幕末の日本を政治、軍事でリードしたことは言うまでもありませんが、近代化と西洋医学の関係性を強く示すモニュメント群です。
山形屋デパートまで南下すると丹下ウメ(梅子)博士像がありました。女性で初めて帝国大学に入学、卒業した化学者、栄養学者です。
予習せず僅かな時間歩いただけでこれだけの史跡があります。
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