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2015年4月14日


竹中工務店大阪本店より大阪本町ビル・フェニックス・モザイク「糸車の幻想」についての照会に回答。


 建築家・今井兼次のフェニックス・モザイクは製作順に1.大多喜町役場旧庁舎(千葉県 1959)、2.本学「岩間がくれの菫花」など5作品(東京 1961)、3.本町ビル「糸車の幻想」(大阪 1961)、4.日本26聖人殉教記念館(長崎1962)、5.皇居・桃華楽堂(東京 1966)が存在します。

 近年の動きでは大多喜町役場旧庁舎が修復、保存されて2013年7月に第54回BCS賞、9月にユネスコ「2013年ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」功績賞を受賞しています。

 一般が立ち入れない商業ビルの本町ビル「糸車の幻想」については2014年3月13日に、姫路在住の今井博様(今井家ご縁戚)から現況をお伺いしました。


 本町ビルは今年に入り解体され、跡地は再開発中です。竹中工務店の方によれば同社は旧ビル解体とともに「糸車の幻想」の保存、修復、再設置を受任されているそうです。

 下記の4月25・26日に大阪市中央区備後町の日本綿業倶楽部で開催された第116回日本医史学会に参加した折、同ビル跡は会場から至近なので現状を見てきました。


更地の状態です。新しい建築にどのように生かされるのか楽しみです。
『TILES タイルの本』75号(2014年3月号)表紙を飾った「糸車の幻想」(部分)。
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