東洋学園大学 史料室

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2017年9月14日


本年度資料保存(複製)納品。戦前の本学刊行物(1927~1940年)、写真など。


8月1日に発注したマイクロフィルム、CD(マイクロ用モノクロ及び一部カラー撮影画像データ)、複製本が納品されました。作成は(株)ニチマイです。

内訳は旧制東洋女子歯科医学専門学校理事長兼校長・宇田尚の講演、訓示集、名簿、書簡、同校及び東洋女子短期大学学長・馬渡一得の個人蔵アルバム、戦後の諸校舎建築に関わる公式写真などです。リストは年度替わり後、「業績/資料受け入れ」(2017年度)に掲載します。


上製本以外の複製作成は少ないそうです。当室では原本が実用的な造作の場合、簡易製本です。原本には以後できるだけ触れず、実用には電子データと複製本を用います。
今回のマイクロフィルムとCD(TIFF・JPEG)。
1970年代から80年代にかけ、台紙全体に弱い糊が塗布され、その上から全面をビニールシートで覆うタイプのアルバムが流行しました。写真は今回、このタイプのアルバムを集中して扱いました。内容は1940年代後半の津田沼校舎から60~80年代の本郷・流山校舎まで広範に亘ります。
作業のために写真を剥がすことができず、シート上からスキャンするとビニールの波打ちが反射して厄介です。専門業者に依頼することで資料(紙焼き写真)を痛めず複製することができました。
写真は1971(昭和46)年3月、竣工直後の本郷校舎3号館1階ロビーです。この時代はカラー写真が普及しましたが、一般用ネガフィルムは粒子が荒く殆どのものが細部不鮮明です。これは建設業者による工事記録アルバムでポジでの撮影と思われ、比較的鮮明です。台紙の横縞には糊が載っています。長い年月の粘着で容易に剥がせません。
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