東洋学園大学 史料室

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2014年5月29日


2014年度全国大学史資料協議会東日本部会総会(立教大学太刀川記念館)に参加。


 総会及び記念シンポジウム「大学の新しい使命と展示活動 ―アカウンタビリティと自校史教育を中心に―」(於 太刀川記念館)、5月9日に開館した立教学院展示館(メーザーライブラリー記念館)を見学しました(情報交換会は上記学内行事により欠席)。

 立教学院の歴史を展示する立教学院展示館が5月9日に開館し、同館の見学かたがた、大学史資料を用いた展示活動による大学の説明責任(公開義務)と自校史教育への取り組みとその課題について、同大学、京都大学、同志社大学の事例報告及びシンポジウムがあり、これらは公開で行われました。


 全国規模の大学間協議会に参加していることで、有力大学の先端的動向を知ることができること、これらの動きとはまったく関係のなかった本学における史料室設置が時宜に適っていたこと、その運営の方向性を常に外部のそれと照合して検証し、確認できるのは大変有益なことです。と同時に、よく言われることですが、それぞれの大学にそれぞれのあり方があり、先端の大学アーカイブズ、大学史展に関する知見をそのまま小規模・後発大学にあてはめ得ることはまずない、というのも事実です。進歩発展の段階を省略することは、いかなる分野でも不可能です。

 最新の情報を取り入れ、注意を払いつつ、自校の実情に合った方策を独力で構築するしかありません。

 本学でも今年度より都心回帰策が採られ、史料室のある本郷キャンパスに1年生が帰ってきました。これを機に展示を活用した自校史教育を、という意向を伝えられていますが、目的、内容、方法、人、組織について具体的な進展を見ないまま、後期に先延ばしの気配です。

 外の組織に参加していることで積み上がる知見を学内で共有するにはどうしたら良いか、従来のように史料室担当者のみ(1名)の参加で良いのか、考えることが多くなりました。


参考:全国大学史資料協議会東日本部会


立教学院を象徴する建物(写真)の左手が、大規模な大学史の展示施設になりました。
旧図書館がメーザーライブラリー記念館と改称され、2階が立教学院展示館、1階に同事務室と立教学院史資料センターが入っています。
伝統の建築を生かした最先端の展示で、立教学院の歴史を文字通り体感することができます。
準備中の昨年度、立教学院史資料センターからは2回、計4名の方が当室を参考視察されています。
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