東洋学園大学 史料室

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2014年5月7日~30日


2014年度後期特集展(10月10日~2015年4月10日予定)用、資料撮影。1964年(昭和39)第18回夏季オリンピック東京大会開催時の文相・オリンピック組織委員理事で東洋女子短期大学学長・愛知揆一資料。


 愛知揆一(1907~1973)は旧制第二高等学校(仙台)を経て、1931(昭和6)年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業して大蔵省に入省。銀行局長などを経て1950(昭和25)年、政界に転じて大蔵、外務、通商産業、法務、文部大臣、内閣官房長官などを歴任しました。

 東洋学園創立者・宇田尚の女婿で1937(昭和12)年に財団法人東洋女子歯科医学専門学校(現 学校法人東洋学園)協議員、次いで理事に就任。戦後の1956(昭和31)年から1964年まで東洋女子短期大学第2代学長でした。

 1964年に第三次池田勇人改造内閣の文部大臣・科学技術庁長官就任のため学長から退き、同年の第18回オリンピック東京大会に文相・財団法人オリンピック東京大会組織委員理事として、大会運営に携わりました。


 当史料室が愛知家から寄託されている東京オリンピック関係資料は前回2009年にあった2016年夏季オリンピック・パラリンピック招致活動の際、プレスセンターで短期間、展示しましたが一般非公開でした。また、大学史に直接関係しないため、史料室では通常公開していません。

 1964年大会から50周年の節目にあたる本年10月から半年間、展示スペースの関係で少量ずつ入れ替えながら本資料を公開します。スペースが限られるので、いつものようにパネルと解説書で補います。このため梅雨入りまでの1ヶ月間で全資料の撮影(データ保存計530カット)を行いました。


 参考:IOC(国際オリンピック委員会)評価委員訪日視察プレスセンター出張展示 2009年4月14~20日


こんなものも、という一例。オリンピック東京大会組織委員会プレートつき超小型テレビ(ソニー/モデル5-205 W×D×H:195×186×147mm)。50年経過した今日なお故障もなく、地上デジタル化以前は受信可能でした。
このような記念品から大臣答弁書、組織委員会資料、各種記録、発行物まで、多様な資料が現存します。
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