2010年度10月 月報
2010年10月2日
日本歯科医史学会第38回総会・学術大会に参加、発表2題。
1) 「東洋女子歯科医学専門学校創立期文書について(1):明華女子歯科医学校の設立申請(大正7年)」
2) 「東洋女子歯科医学専門学校創立期文書について(2):明華女子歯科医学専門学校後援会趣意書(大正15年)」
本学がまずそうであるように、民間による文書管理には限界がありますが、国公立アーカイブズである国立公文書館・東京都公文書館には明華女歯時代の設立、学則変更等の申請・認可関係諸文書が保存され、原本またはマイクロフィルム、電子画像の形で閲覧することができます。演題1では東京都公文書館が蔵する大正7年の明華女子歯科医学校設立認可申請書を扱い、同校設立時の実態を明らかにしようとするものです。比較資料として明華が分離した元の学校である東京女子歯科医学校(現、神奈川歯科大学)の設立申請書を適宜参照しました。
2)では本学が所有する大正15年「明華女子歯科医学専門学校後援会趣意書」を本年1~2月の全国大学史展「日本の大学 -その設立と社会-」に出展したことを契機として、同書について考察し、東洋女子歯科医学専門学校(東洋学園)「創立」の経緯、背景、人的繋がりを明らかにしようする試みです。
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会場は千代田区富士見町の日本歯科大学九段ホールです。 |
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日本歯科大学創立者・中原市五郎先生の像。本学の前身、明華女歯が分離した東京女歯(後の日本女歯)は、現在の日本歯科大学から分離したものです。 |
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歯科医育機関としての繋がりが切れて60年後、同大で本学大学史を講じることに感慨を覚えます。 |
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会場の様子。 |