東洋学園大学 史料室

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2011年1月27日

第74回全国大学史資料協議会協東日本研究会(国士舘大学中央図書館及び国士舘史資料室)に出席。

大学それぞれのイデオロギー、政治、また宗教的立場は建学の理念と密接に関わり、大学史編纂の面でも大事な部分です。この扱いが難しいのは、国家体制(国体)や世の風潮が変われば、昨日の正義が今日の不義になり、その逆もまたあるからです。

本学の旧制期は歯科医学専門学校でしたが、経営、教学両面のトップにあった宇田尚は当時の国体を至高のものと捉え、社会に対する啓蒙を目的とした著作を数多く手がけています。政府の公的な身分において、国内外での活動も行いました。学内における学生指導は、その主義主張を反映したものでした。

わが国は戦前と戦後では国家体制も文化も、そのありようが大きく異なります。簡単に言ってしまえば別の国です。戦前の国家に忠実だった教育姿勢を今日の価値観でどう評価し、伝えるべきかは常に頭を悩ます課題であり、今回の国士舘大学ではそれをどのように解釈し、伝えようとしているのか、大きな関心を持って参加しました。

全国大学史資料協議会
http://www.universityarchives.jp/index.php?page=2010/12/post_57.html

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