東洋学園大学 史料室

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2011年1月19日

2011年度『学生便覧』に壁画「フェニックス・モザイク」の解説を掲載することとして入稿。旧東洋女子短大学生便覧「フェニックス・モザイク」の再掲及び今日的解説。

1961年2月、旧本郷校舎1号館竣工とともに「フェニックス・モザイク」が完成し、1963年度から『学生便覧』が発行されます。短大『学生便覧』では最終の2004年度版まで一貫して作者今井兼次による解題と、モチーフであるW.Wordsworthの詩「ルーシー詩篇」の一節が掲載されていました。

2005年から本郷キャンパスの再開発に伴い旧館を解体、2006年3月に東洋女子短大を閉学し、翌2007年3月に新1号館が竣工して「フェニックス・モザイク」5作品中、最大の西壁「岩間がくれの菫花」を保存継承しました。以後4年のブランクができましたが、設置校の別を問わず、学校法人東洋学園共通のシンボルとして再定義した以上、大学『学生便覧』に解説を掲載するよう諸般に働きかけ、賛同を得て再掲することになりました。

当初のB6からA5へ、最終的にA4版となっていく短大時代の『学生便覧』では終始2ページ構成で、内容は変わっていないと思われました。しかし、今井兼次の解題をリライトした際、経年により次第に手が加えられていったことが分かりました。キャンパス、学科の増設や設置位置の変化に対応した補入の他、「てにをは」にまで及んでおり、この際、1665年度版をトレースすることで復元を図りました。

また、「ルーシー詩篇」に和訳を付し、現状と創建当時、及び解体された屋上等の作品を含め写真を掲載し、作品と作者についての今日的な解説を新たに書き起こしました。

2011年度『学生便覧』予定稿「フェニックス・モザイク(岩間がくれの菫花)」

「フェニックス・モザイク」について(詳細)。

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