２０１２年３月１４日

２０１１年度（後半分）の資料保存納品（マイクロフィルム・電子媒体、副本化）。

２月９日に以下の資料の保存を（株）ニチマイに委託し、本日納品・資料返却されました。従来同様、マイクロフィルム、電子媒体（ＪＰＥＧ、ＴＩＦＦ）、上製または簡易製本を作製しています。今回は写真資料の濃度調整を濃い目にお願いしてみました。結果は暗い部分がつぶれてしまうケースもあり、難しいです。内製でデータ化する際は１点ずつ調整しながら撮影しますが、年間に処理できる点数は自ずと限られるので外注が必要です。

本年度は前期に予算を半分消費し当期はモノクロ撮影３８６コマ、カラー５７コマ、前期分モノクロ３３７、カラー３８を併せ計モノクロ７２３コマ、カラー９５コマです。紙媒体は上製本２、簡易製本７部を作製しました。

• 卒業アルバム『東洋女子歯科医学専門学校　第９回卒業　Ａｓｈｉａｔｏ』　１９３４（昭和９）年
• 校友会誌『校友』『東洋女歯校友』第１・２・６～８号　１９２７（昭和２）年４月～１９３０（昭和５）年３月

※本資料は東京医科歯科大学図書館のご厚意により複写したもので、データ化はバックアップ作成を目的とし、閲覧、複製等には供しません。

参考：２０１１年４月６日（『東洋女歯校友』初期ナンバー）
２０１１年４月１８日（２．資料のデータ化）
２０１１年８月９日（旧制東洋高等学校資料保存）

	各種保存媒体。複数化することで紛失、劣化、再生方式の変化に対応します。
	聖橋、総武線松住町架道橋とも真新しい１９３４年卒業アルバムの一コマ。現在の卒業アルバムに一駅隣のお茶の水界隈がとり上げられることは（まず絶対）ありません。徒歩で銀座も当然だった当時の徒歩圏の広さが窺われます。